ゴールデンカムイ6話 あらすじ 二瓶鉄造。彼の登場からが変態のオンパレードの始まりだと思ってる。

前回の第七師団から逃げきれた杉元達。そのあとの逃走に奪った馬そのまま持つわけにもいかず、美味しく頂くことになった下りは好きでした。
杉元に置いて行かれ怒のアシㇼパと、危険な目に遭わせないために置いて行ったにもかかわらず危険な状態を助けられてしまった杉元、そんな二人に流れる喧嘩したわけではないが気まずい空気から始まる食事。
そんなことどうでもいい!旨いもの食べたい白石は空気をまったく気にしない。そんな中で出来上がる桜鍋。桜鍋には味噌が必要で、味噌がう〇こだと思っているアシㇼパが口にするはずもなく…
なんだけど!!
勇気出してはぷはぷしながら口にするアシㇼパが面白い。時折出てくる美少女アシㇼパのとんでもない変顔。好きだ。そんな文化の違いを踏み越えてまた絆深まるの熱いですよね。
食べようとするアシㇼパを歩き始めた赤子を見る親のようにハラハラする杉元もいい。
ゴールデンカムイのここがとても好きなところですね。あったかい。新しい3人でご飯もかわいい!!

この後も白石のことを「脱糞王」と間違えて呼ぶ、何かと「うん」がつくアシリパさん。笑
最後には谷垣が熊撃ちの名人二瓶鉄造に助けられてるところで6話に入ります。楽しみ!!
あらすじ
第6話 猟師の魂
第七師団に所属していたがアシㇼパを守るレタㇻに襲われた谷垣源次郎は足にケガを負ったものの熊撃ちの名人二瓶鉄造に助けられ行動を共にしていた。獣との戦いに命をささげる二瓶は、マタギの習慣が染みつき軍帽の似合わぬ谷垣になぜ軍にいるのか?と問うと、
「ある目的のために故郷の秋田を捨て、軍に残ったのだが、山に入っているうちに毒のようなものが抜けていった。」とこたえた谷垣。
軍にも故郷にも戻れず北海道の山の中をさまよう谷垣の猟師魂はレタㇻという絶滅したはずの白いニホンオオカミに執着したのだ。そんな谷垣を見て二瓶は
「谷垣よ。狼を獲ったら毛皮を手土産に故郷へ帰れ」そう言うのだった。燃える火を眺め不敵に笑う谷垣と、大声で笑う二瓶。狼をとらえる想像でもしたのだろうか…。
手負いにして逃した鹿を追う杉本とアシㇼパ。一度で殺せず手負いにしてしまったことに責任を感杉元は気持ちが急いていた。昨晩は戦場を駆ける悪夢にうなされていた。
「立て杉元!!」戦場での声が耳に残る…。
鹿の糞を見つけたアシㇼパ「これは食べちゃいけないオソマだ」と杉元の手に乗せて楽しそうなアシㇼパ。「食べていいオソマなんてねぇ!!」と鹿の糞を投げる杉元。足跡の間隔も近く鹿は追いつける範囲にいる。
足跡を追っていき、目の前のおおきな木に鹿が潜んでいると見当をつけたアシㇼパ、作戦を立て杉元と動き出す。
一方、谷垣と二瓶は優秀な猟犬「リュウ」に命じて白い狼を探していた。しかし、突然進みたがらなくなったリュウ。二瓶は笑うと嫌がるリュウを引きずり歩き出す。ここは狼の縄張りなのだった。
作戦を開始するアシㇼパ、鹿が出で来るのを構える杉元だったが、鹿から目が離せず動けなくなる。アシㇼパの声掛けにも反応できず、鹿とぶつかる瞬間の反動で銃が暴発する。鹿に飛ばされるも慌てて態勢を取り直した杉元、鹿を後ろから狙おう銃を構えたその横を白い狼が閃光のように通り去った。
「レタラ…」鹿にとびかかるレタラに銃を下した杉元だった。
何もできなかった杉元に「どうして撃たなかった」と声を荒げるアシㇼパ。
レタラに仕留められる鹿を見ながら、手負いになり残りの命を振り絞り向かってくる鹿の姿に、戦場で死に物狂いに戦う自分を重ねた杉元「こいつは俺だ」と自分の末路を見て怯えるような姿に、
「最後まで責任持てないなら最初から撃つな」と言ったアシㇼパ。
銃声を聞きつけて谷垣らが追ってくる。足早に鹿を解体してレタラに鹿の足を渡し持てない鹿をおいてその場を去る杉元達。残された鹿の死体を見て状況を判断する二瓶。
レタラを狙う谷垣と二瓶、アシㇼパと杉元はその企みに気づくことができるのか…。
金塊以外にも狙われるものがある。

今回は狩りと命を奪う事に焦点を当てられた回で杉元の弱さのようなものが垣間見れる回でしたね。不死身と言われ、たくさんの戦いを生き残った杉元。
奪われないために奪う命しか知らない杉元に、何の罪もない命を奪うという重さと、覚悟を持つことの難しさが襲ってくる。そんな小さな子供のように怯える杉元に、子供で本当は幼いはずのアシㇼパが大人のように落ち着き諭すこのシーンとても印象的でした。
特に切り裂いた鹿の腹に杉元が手を入れるシーン好きです。鹿の腹に手を入れてあたたかい。とつぶやく杉元に、アシㇼパが「鹿は死んで杉本を温めた。鹿の体温がお前に移ってお前を活かす。私達や動物達が肉を食べ、残りは木や草や大地の命に置き換わる。鹿が生き抜いた価値は消えたりしない」
このセリフで奪い合う事への不安というか、虚無感に怯えている杉元を癒しまた生きる活路を与えるとても文字通りあたたかいシーン。
ここから始まるみんなチタタプイベントに期待ですよ。
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