ゴールデンカムイ15話 感想 永倉新八の忠誠心と鬼の副長

江渡貝弥作の本懐
前回、偽の刺青人皮が完成してしまい大混戦の末偽の刺青人皮が鶴見中尉の手元に渡ってしまいましたね。鶴見中尉がその完成した偽の刺青人皮を確認しながら「芸術家の本懐は作品を世に残すこと」と言ってましたが、江渡貝はありのままの自分を受け止めてもらう事で本懐は遂げているような気もします。その先の働きの時間はとても幸せなものだったのだろうな…。
そして敬愛する鶴見中尉のもとに自身の苦心の傑作が届けられ、意図もしっかりと伝わっている。
良かったねえ江渡貝くん…
しかし目論見には気づいている杉本・土方陣営どう動くのか!!
この中に裏切り者が居る…
状況から手を組むことになった杉本達と土方陣営ですが、皆で食事をしながらこれからの話をするシーンがとても印象的でした。
なんといっても、皆で一つのテーブルを囲む場面を静止画で静かな音楽とともに見せるあの構図…
アシㇼパを中心にテーブルを囲むその様子まさに
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」でしたね。
誰もが知っているであろう名作ですが、この構図をアシㇼパを中心にして静止画でわざと見せつけるこの映像に意図を感じますよね!!
最後の晩餐の構図は中心にキリストを配置し12使徒が机を囲む。「12使徒の中の一人が私を裏切る」とキリストが予言した時の情景が描かれている。
そう裏切り…ユダのことですね。
さぁ個のアシㇼパをキリストに配置し、ユダの位置にいるのは誰なのか…。

ぜひ見て照らし合わせてみてください。
インカㇻマッの占いは当たるのか…?。
さあ、新たな一時休戦の杉本、土方一派の続きを見ていきましよう!
あらすじ
第15話 昔の話をしよう
偽の刺青人皮を持ち去り消えた月島軍曹の行方を探す杉本達だが、炭鉱の事故現場に残された遺体の中からは月島の遺体は出なかった。
一方、作られたであろう偽の刺青人皮の情報を得ようと江渡貝剝製所の中を調べる土方と尾形と家永の三人であったが、突然屋敷内に火を投げ込まれた。外に見える姿に軍服を確認した。第七師団の襲撃だ。銃撃されるためうかつに外には出られない、投げ込まれた火が燃え広がる。
偽の刺青人皮製造の証拠を隠滅に来た第七師団の様子から、月島軍曹が生きて炭鉱を脱出したと考察し尾形と土方の応戦が始まる。
人数と状況が圧倒的に振りな中家永がもう逃げられないと思う家永の前に窓の格子を破壊し乗り込んできた杉本達一気に形勢が変わる。
燃え上がる屋敷からの脱出したものの、第七師団から逃れるためにも大人数を分散させるため
土方・白石・家永・長倉、キロランケの班と、杉本・アシㇼパ・牛山・緒方の班の二手に分かれ芦別で合流することに。
一方、インカㇻマッの占いを信じたフチを安心させるためにアシㇼパを連れて帰るために旅立った谷垣と共に来たインカㇻマッは茨戸まで来ていた。コタンからついてきていたチカパシも仕方なくつれてゆくことになっていた…。
新たな組み合わせになりそれぞれの旅は続く…。
意外なメンバーでの旅…
ずっと杉本とアシㇼパと白石の三人でしたがシャッフルされて、杉本とアシㇼパと牛山と尾形になりましたね。いやぁ新しいメンバーも意外といい!杉本とアシㇼパは絶対セットでいてほしい!!
最初襲ってきた感じと、何考えているか分からなかったので尾形怖く感じてあんまり好きではなかったのですが、コミュ障な尾形なんかかわいい…笑
ちん〇先生こと牛山さんも普段は穏やかで誰にでも優しいし好きです。
ヤマシギを捕まえて食事を囲むシーンはとっても面白いです。

今回一番好きなシーンです。ぜひぜひご堪能ください!!
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