ゴールデンカムイ18話 感想 谷垣源次郎の過去と果たすべき使命

まぁいっか…あきらめよ。
みんなが白石を助けるのをあきらめたときに杉元だけが助けたいと言ったのを知った時のうれしそうな顔かわいかったですね。
でも思い出したんだよ。お前…土方と内通していたな…
逃げ出そうとする白石を呼び止める杉本、白石が牛山に渡していた刺青の写しを確認したところでたらめだった!!そうです白石裏切ってなかったんですねー!良かった!!
白石は仲間でいてほしい感じありますね。
第七師団を逃げる時も銃で撃たれる白石を体張って盾になって守る杉元がかっこよすぎでした。そして不死身すぎ。胸撃たれてもピンピンしとるわー
これはもう愛なのでは…。
距離を稼いで逃げたものの、第七師団に見つかり逃げきるには大雪山を越える必要が出てきたのですが、山で大きく天気が崩れる。春で雪も残り少ない時期とは思えぬほどの寒さに逃げ場がなくなる杉元、アシㇼパ、白石、尾形、急遽鹿を撃ってその体の中に避難することになるんです。
はぐれたアシㇼパを危険を顧みず探しに行く杉元。しかも手負いの身で!!
自分が死ぬかもしれない状況でもアシㇼパを一番に考えている杉元。
これはもう愛なのでは…
なんとか鹿ととらえ二人で鹿の中に入り込んで寒い中をやり過ごす。
戦争が終わっても心は戦場に居るままの杉本をアシㇼパの言葉が癒してゆく。アシㇼパがアシㇼパらしく生きているだけで杉元は心が救われている。
このシーンはめためたに尊い。
すべてが終わって杉元の故郷に2人で行ってほしい。

あらすじ
第18話 阿仁根っ子
杉元達は強烈な寒波をしのぎ朝を迎えた。日が差し込み昨晩の天気が嘘のようだ。
追いかけてきていた第七師団も流石にあの天候では引き返したようだった。しかし、網走方面に下山するのは待ち伏せに遭う可能性があるので、網走方面とは全く違う十勝方面から下山することになった。
そのころアシㇼパをフチのもとに連れて帰るために杉元を追いかけていた谷垣一行は、フチの様子を聞くために、アシㇼパの叔父マカナックルからの電報を受け取りに向かっていた。
電報にはフチは自分の死期が近いことを悟り死装束を作っていると記され、フチへの心配が募る。一刻も早くアシㇼパを連れて帰りフチを元気にする。それが、フチに助けられた恩を返すためでもあり、空っぽになっていた谷垣の見つけた己の果たすべき役目…
ふと谷垣は過去を思い返すのだった…
生まれ落ちてからの自分の役目…
今回は谷垣がなぜ軍に入ったのか、それまでどうやって生きていたのか、その後どうやって過ごしていたのかが分かる回でした。
泣ける。本当に泣ける。
是非とも見ていただきたいので説明は全部省くのですが谷垣のこれまでにとても胸が苦しくなります。
自分の思っていた事と、事実は時として合致しないことって多々あると思うのですが、そのすれ違いで起きてしまう悲しい出来事。
見ながら自分の身にこの出来事が起きたら自分はどんな風に行動するのだろうと思いながら見ました。
知らぬ間に出会っていた。
なんかラブストーリーでありがちなんですが…笑

まぁ恋愛と違いますが…
自分が思う出会いよりも以前に、自覚なく出会っているってことです。
ゴールデンカムイの中で好きな展開の一つなのですが、金塊争奪戦に巻き込まれる中で知った各々なんですが、実は戦時中に知らぬ間に会話したことがあったり、すれ違っていたり、お互いの存在を知らずともつながっていたりするところを描いているのが好きだったりします。
そんなシーンもおすすめですので是非見てみてください!!
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