ゴールデンカムイ30話 感想 尾形百之助をとらえて離さないは花沢勇作の遺恨なのか…?

日露戦争延長戦だ…
遊牧民族であるウイルタに接触し、彼らと共にウイルタになりすまして国境をこえるキロランケ一行を襲った銃撃。ウイルタ民族のお父さんの頭部に命中してしまいます。
尾形の迎撃によりなんとか身を隠すことができたのですが…
お父さん無事でよかった( ;∀;)
あれで死んじゃったらとても悲しかった。
襲われるはずもなかった彼らが銃撃を受けるのは確かな理由があるはずと相手を仕留めに行く尾形。
おい!楽しそうだな尾形よ…
迎撃した後ちょっとワクワクしてる感あったもんな
おもちゃ見つけたみたいな顔しとるわ。

ロシア側にいる狙撃手であるヴァシリとの狙撃手VS狙撃手の日露戦争延長戦が静かに始まる。
負傷したロシア人が口にした
「ロシアはお前を忘れていない」時間は経ても消えて無くなりはしない
キロランケの犯した罪とは…
あらすじ
第30話 悪兆
ロシア兵の持っていた紙には、若い頃のキロランケと思わしき人物が乗っていた。
その昔、キロランケは15歳の頃、反体制過激派組織と知り合い皇帝殺しに加担していた。その紙に付いた血でくっついた二枚目をめくるとそこにはウイルクの若かりし姿があった。
アシㇼパの父親ウイルクもその場にいたのだ、2人で皇帝を暗殺したのであった。
そうロシアは二人をずっと探していたのだ。
その頃狙撃手同士の戦いは、音もなく静かに行われていた。帰りの遅い尾形に手助けに行こうかといい始めた白石だが、一人にしろといった尾形を信じ下手に介入しないほうが良いと止めるキロランケ。
空はだんだんと明るくなり始めていた。
日がさした頃決着はついた…
尾形が戻ってきたのだ。様子がおかしい…随分と顔色が悪い、熱も高いようだ。
平気だと皆に応えている尾形だが、瞳を見開いた。
死んだはずの弟が見えるのだ…
朦朧とする意識は過去に引きずり込まれる。
対狙撃手戦で自らの吐く息を白くさせないために、雪を口に含み戦いをしていた尾形は低体温から子風邪をこじらせてしまう。
現実の中に見える死んだはずの弟の姿。それは尾形の記憶に残る思念が見せる幻めいた何か。
心配し看病をするアシㇼパ達の声よりはっきりとに聞こえてくる「兄様」と呼んでくる弟の声。
瞳を閉じると意識は記憶の中へと落ちてゆく。鮮明に見える戦場で尾形は自分が犯した罪をもう一度見ることになる。

気になどしていないはずの弟がいつも自分を見ているような気がする。罪悪感など持たない自分だが、なぜかいつも弟を想い出してしまう…
尾形は殺した者のことなど興味がなく、また殺害したことに対する罪悪感という感覚を持ち合わせていなかった。
しかし同じ血を分けたはずの弟はなぜ自分とこうも違うのか。
恵まれて育った弟へのコンプレックスに目をそらしても、いつも突き付けられるのだ。
その強く突き付けらるその事実が尾形に引き金を引かせたのかもしれない。
これからの金塊争奪戦の中で尾形はこの強い呪縛から逃れることはできるのだろうか…。
兄弟だから仲良く出来た未来もあったのかな?と思うと悲しい(´;ω;`)
どちらかというと後悔のように感じるな…。
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